【映画レビュー】「ジャスティスリーグ」が「アベンジャーズ」に勝てない3つの理由。
今後もDC「ジャスティスリーグ」がマーベル「アベンジャーズ」に勝てる事は無いでしょう・・・。
こんにちは、海外暮らしミニマリストのサイトウコウキです。
先日、公開日を間違えて観れなかった映画「ジャスティスリーグ」を今日観てきました!
ちなみに先日これを観れなかった代わりに観た「ジグソウ・ソウ・レガシー」のレビューは「【映画レビュー】「ジグソウ・ソウ・レガシー」は初見の方が楽しめるスプラッター映画。(少しネタバレ)」でしています。
先に言っちゃうけどこっちの方が見ごたえはあったかな。
(映画のバジェットに関わらず)
率直な感想は・・・「アベンジャーズには絶対に勝てない。」(笑)
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映画「ジャスティスリーグ」とは?
命を犠牲にして地球を守ったスーバーマンの行動により、人類への信頼を取り戻したバットマン。彼は新たな仲間ワンダーウーマンとともに、さらなる強大な敵へと立ち向かう為、孤独に戦うヒーローたちを見つけ出し、最強チームを結成するために立ち上がる。だが、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグ、フラッシュからなる究極のスーパーヒーローによる最強チームの結成にもかかわらず、地球を破滅させてしまうほどの脅威が、すぐそこまで迫っていた。
アメコミの二大巨塔の1つ、DCコミックスを原作とする映画シリーズDCEUの5本目にあたります。
しかしながら今までのDCEUシリーズ、「ワンダーウーマン」以外は全て面白くない。(笑)
暗すぎる世界観だったり無理矢理過ぎるストーリー展開だったり僕らの期待をとことん裏切ってくれました。(悪い意味で)
そんな中、映画に初登場するフラッシュ、サイボーグ、アクアマンを交えてのヒーローチーム映画です。
でも前に「アベンジャーズ」とかいう似たような映画ありましたよね・・・。
「アベンジャーズ」と何が違う?
ここが結構複雑なのですが、アベンジャーズは「スパイダーマン」や「アイアンマン」が登場するマーベルコミックのヒーロー集団。
それに対しジャスティスリーグは「バッドマン」や「スーパーマン」が登場するDCコミックスのヒーロー集団なのです。
例えるならば、マーベルは「悟空」や「ナルト」が所属するジャンプ。
DCコミックスは「あしたのジョー」や「星飛雄馬」が所属するマガジン。
ただ日本の漫画との違いはコミック内の世界観を共有している、というところ。
もしジャンプで悟空がピンチに陥れば助けに行く事も出来るしその逆もしかりです。
ただアメコミに興味ない方なら絶対に抱くであろう疑問。
「アベンジャーズのパクリじゃね?」
そう思うのも仕方ありません。
映画「アベンジャーズ」の公開は2013年でこちらの方が先でした。
しかしコミックへの登場は・・・
ジャスティスリーグ 1960年
アベンジャーズ 1963年
なんとジャスティスリーグの方が先なのです!
まぁ最初に述べた通り映画では「アベンジャーズ」に軍配が上がるのですが・・・。
予備知識はこれぐらいにしてレビューいきます。
「ジャスティスリーグ」感想
「ジャスティスリーグ」は「アベンジャーズ」には勝てない。
これが今回の感想です。(笑)
なんというか・・・映画館で見る必要はない映画です。
途中、ストーリー展開に寒すぎて笑ってしまったし、中盤で「別に最後まで見なくてもいいかな」と思ってしまいました。
期待大きいだけに日本でも公開されたら結構叩かれそう・・・。
解りやすく「ジャスティスリーグ」が「アベンジャーズ」に勝てない理由を3つに纏めてみました。
ちなみにヒーローの強さではなく映画の面白さです。
(ヒーローの強さならアベンジャーズ一丸になってもスーパーマンには勝てないでしょう。(笑))
「ジャスティスリーグ」が「アベンジャーズ」に勝てない3つの理由。
①それぞれのオリジンが無いから凄さが伝わらない。
オリジンとはいわゆるその人がヒーローになるまでの経緯です。
よく知られているので言えばピーター・パーカーはクモに噛まれて得た特殊能力でスパイダーマンになったとか、
ブルース・ウェインは親を強盗に殺されゴッサムシティの平和を守るためバットマンになったとか。
今回、登場するバットマン、ワンダーウーマンは前作でオリジンをやってますが他のフラッシュ、アクアマン、サイボーグはもはや誰?って感じです。
なので集結したところで、ああそういうチームがあるんだなぐらいにしか思えません。
アベンジャーズの時は事前に「インクレディブル・ハルク」「アイアンマン」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」が公開されていたのでそれぞれ全く違うヒーロー同士がタックを組む感がありました。
映画制作の順番的には今回新登場のヒーローのオリジンが終わってからの方が断然面白かったのに!と思ってしまいますね・・・。
②ヒーローのパワーバランスがバラバラすぎる。
前作「バットマンVSスーパーマン」ではパワーバランスの差が醍醐味でもありました。
最強のヒーロースーパーマンと戦う為、バットマンが自らの財力によって(笑)、強化装甲車や対スーパーマン用強化スーツで挑むのです。
しかし「ジャスティスリーグ」の中ではそこが仇となっています。
今回のヴィランは地球上の相手ではない為、もはやバットマンは手が出ません。(笑)
最後の結末に至っては「だったらチーム組んだ意味なくね?」って事態が起きてしまいます。
パワーバランスを考慮した上で「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のような共闘を期待していたので結構ガッカリポイントでした。
③内容がベタ、脚本が下手。
ありきたりの内容が次々と起こります。
しかもそれが全て予想できてしまう。驚きが一切ない。
確かにDCEUの歴史が浅い分、仕方ないところもあるかもしれません。
でもそもそもこの段階で「ジャスティスリーグ」やるな!って話ですよ。
残念ながらMCUの映画をなぞっているだけにしか思えなくなってしまいます。
マーベルに先を越されている以上は二番煎じだと思われないような工夫が必要でした。
しかも早すぎた集結映画ゆえに特徴を活かしきれてないやつもいる。(笑)
なんていうか・・・本当下手!
良いところが無い訳ではない。
もちろん面白かったところもちゃんとありますよ。
(悪いところが多すぎただけで。(笑))
フラッシュの使い方がうまい!
っていうのも彼と似たようなキャラは既にアメコミ映画で2人も登場しているんですよ。
こちらが「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」に登場するクイック・シルバー。
こっちがX-MENシリーズに登場するマグニートーの息子、クイックシルバー。
名前が同じ?
実は大人の事情で同じキャラが2人、アメコミ映画に居ます。(笑)
で彼(ら)クイックシルバーはマーベル版のフラッシュと言っても過言ではない存在です。
超早く動けるという能力は同じ。
「X-MEN アポカリプス」ではその特殊能力を活かしたシーンは凄く好評でした。
ですが流石にこれをパクるわけにはいきません。
クイックシルバーと同じ能力ですが、フラッシュは違った使い方を今回の「ジャスティスリーグ」では見せてくれました。
アメコミ映画初心者に優しい!
上の勝てない理由の逆説的になってしまうんですが、過去作品が少なく内容・ベタなヒーロー映画ゆえ、「ジャスティスリーグ」から見ても十分に楽しめる。
どちらかというとバットマンやスーパーマンの方が日本人に親しみありますもんね。
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まとめ
もしあなたがそこそこアメコミ映画が好きだとしたら映画を観に行くのはやめた方がいいでしょう。ガッカリして帰ってきます。
もしあなたがアメコミ映画全く知らないのなら観てもいいんじゃないかな。アメコミ映画ってこういうもんなんだー、という事が分かります。
ただ今回の「ジャスティスリーグ」は早すぎたし「アベンジャーズ」には勝てない映画でした。
DCEUもう少し頑張ってほしい。ワンダーウーマンは面白かったし!
「【映画レビュー】11月23日公開「ジャスティスリーグ」が「アベンジャーズ」に勝てない3つの理由。」でした。
それでは。
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