【映画】11月公開「IT/イット」リメイク版はホラーでもコメディでもラブストーリーでもある
久々にホラー映画を映画館で見てきました。
こんにちは、海外暮らしミニマリストのサイトウコウキです。
先週末、「IT/イット」リメイク版を見てきました。
日本公開は11月3日らしいです。
本当にカナダ住んでて素晴らしいと感じるのは、大好きな映画が日本よりも先行で早く見れることです!
ミニマリストの娯楽としては映画って一番最適なんですよ。
スマホかPCさえあればどこでもAmazonビデオでレンタルして見れますし。
ミニマリストの趣味に関してはこちらのエントリーでお話ししました。
日曜日だったので、映画館混んでるかなと思ったんですけどそこそこの入り。
17:30から上映のを見たかったのですが17:20でも購入する事が出来ました。
もちろんチケット購入はマシン。決済はクレジットかデビットのみです。
キャッシュレスで素晴らしい。
そんなこんなで「IT/イット」見てきたんですが皆さんもこれでご存じなんじゃないでしょうか?(笑)
僕自身もこれのイメージしかなく、オリジナルを見たことありませんでした。
ある意味先入観なく(笑)、見る事が出来たと思います。
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「IT/イット」について
“それ”は、ある日突然現れる。 一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。 “それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。自分の部屋、地下室、バスルーム、学校、図書館、そして町の中……何かに恐怖を感じる度に“それ”は、どこへでも姿を現す。ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意するのだが…。 真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた―。
アメリカの映画は心霊や狂気染みた人間が事件を起こすサイコホラーに収まらない「SFホラー」が本当に面白いです。
「エルム街の悪夢」や「13日の金曜日」のような作品は邦画では中々存在しないですよね。
まぁジャパニーズホラーの心霊路線も本当に上手いですけどね。
ただ絶対に実在しないであろう存在にも関わらず、SFホラーはしっかりと怖がらせてくれます。
「IT/イット」もそれらに同じく日常に潜む非現実的な恐怖を魅せてくれました。
「IT/イット」の感想
予告はこの通り、めちゃくちゃ怖いですし期待していました。
実際は「ホラー映画」としては中の中ぐらいです。
良かった点はホラー描写と子供たちの演技の2点です。
オリジナル版を知らないんで比較できないんですが、登場するピエロやその類が非常に怖い。
特に予告に出てくる映写機が勝手に動くシーンはシアター内で悲鳴が上がるほど。
そもそも出てくるピエロは実在しないものなので、逆に言えばどこにでも存在で来てしまう訳です。
子供たちにそこまでするか!という程、恐怖に貶めるところは結構見物でした。
その子供たちの演技も素晴らしいです。
それぞれが宗教や吃音、両親の問題などの背景を抱えています。
そんな中でお互いに衝突する事もあり、逆に親和的になる場面もあるのですが、
背景に即した上手な演技をしています。
逆にちょっと・・・、と感じたのはコメディ要素が多いのと、日常を意識し過ぎてしまった点。
予告のイメージだけで観に行ったものの、笑える場面が多数。
それぞれの要素は面白いのですがもう少し全体としての雰囲気を纏めてほしかったです。
またこの映画はホラー映画にも関わらず、友情と恋愛もしっかり見せてくれます。(笑)
もちろん子供たちのピエロをきっかけに生まれる少し歪んだ友情、恋愛も綺麗に作りこまれています。
ただ日常とそれに潜む恐怖を対峙させる意図だったと思うのですが、そっちも濃いためにコンセプトがブレてしまっている・・・。
ホラー描写が良いだけにここは残念でした。
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まとめ
全体としてホラー要素はしっかりあるものの、それ以外も書き過ぎてしまっているために芯が少し歪んでいる映画、でした。
ただホラー描写を見る為だけにでも1500円ぐらい払って映画館で見る価値はあると思います。
(逆に家で見るよりは。(笑))
今月後半にカナダでは「キングスマン:ゴールデンサークル」も日本に先駆けて公開します。
こちらについてもまたネタバレしない程度にレビューしますね!
「【映画】11月公開「IT/イット」リメイク版はホラーでもコメディでもラブストーリーでもある」でした。
それでは。
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