【英語学習】日本人が英語を聞き取れない理由。ブレンディングの正体とは?

「Tell him about our idea.」をなんと発音しますか?

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こんにちは、海外暮らしミニマリストのサイトウコウキです。

 

今月の26~28日に2泊3日でLos Angelesに行く事になりました!

 

今回はオープンカーをレンタルしてロス市内、その中にあるハリウッドを巡る予定。

 

何度かレビュー記事など書いているのでご存知かと思いますが、

 

僕は映画が大好き!!

 

「アイアンマン3」に出てきたチャイニーズシアターや、

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「ラ・ラ・ランド」、そして映画史に残る超名作「理由なき反抗」に出てきたグリフィス展望台!

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あの名作に出てきたロケ地に行けるなんて待ちきれません・・・。

 

Los Angeles旅行の費用や観光情報も書くので28日以降の記事もお楽しみに。

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ブレンディングの正体

今日は英語について。ブレンディングって聞いた事ありますか?

 

英語で言うブレンディングとは、

 

「単語と単語の端っこの音を、混ぜる(ブレンド)こと」。

 

これを知っているか知っていないかではリスニングの理解度に大きな差がでてきます。

 

でも実は日本で使う英語で既に使われているものもあるんですよ。

 

「グッジョブ!(お疲れ)」ってよく言いますよね?

(最近の人は使わないか・・・。)

 

「Good job」の意だと分っていても誰も「グッド・ジョブ」とは言いません。

 

このように英語の単語の端っこの音が混ざるものがブレンディングです。

 

今日のブログの一番最初に書いた、「Tell him about our idea.」をなんて読みますか?

 

日本語読みだと「テルヒムアバウトアウアーアイディア」ですが、

 

ブレンディングをカタカナで表すと「テリマバウタウワイディア」です。

 

もう訳が分からないですよね。(笑)

 

ただブレンディングには非常にルールが多いです。

 

今回は上の例文をブレンディングするのに必要なルール3つに絞って説明したいと思います。

 

ブレンディングのルール

HimやHerは最初のHが消える

実はこれらの単語を発音する時に、ブレンディングのルールではHが消えてしまうんです。

 

I like her.」は「アイライクハー」ではなく「アイライカ―」

 

このルールを知っていないと、会話の中で「Him」や「Her」を聞き逃してしまいます。

 

今回の例文では「Tell him」が「テルヒム」ではなく「テリマ」に変わるところです。

 

最後がなぜ「マ」なのかは次のルールで解説します。

 

母音と子音は必ず混ぜる

日本語は基本的に「母音+子音」の組み合わせなので、

 

日本人には理解しやすいと思います。

 

I'll eat icecream.」なら「t」と「i(アイ)」の組み合わせなので、

 

「アイルイータイスクリーム」という読み方に。

 

マクドナルドのCMで「I'm lovin' it.」というキャッチコピーが流れますが、

 

これも「n」と「i」の組み合わせにより「アイムラビニ(ット)」という発音になります。

 

例文で言うと、「Tell him about」の「m」と「a」が混ざり、「テリマボウト」という風になります。

 

実際はその先の「our」も「t」と「o」で繋がるので「テリマボウタウアー」になります。

 

スペルではなく発音を混ぜる

ブレンディングでしばしば「スペルを繋げて読めばいいの?」と勘違いされてしまいます。

 

しかし実際に繋げるのはスペルではなく発音。

 

Take it.」はブレンディングをすると「テイキッ(ト)」です。

 

「Take」の最後にeがあるからといって「テイケイッ(ト)」とは読みません。

 

また母音動詞のブレンディングは「w」や「y」の音に変わります。

 

例文の「our idea」では「アウアー」の最後の「ア」、

 

「アイディア」の最初の「ア」という母音動詞の繋がりなので「アウワイディア」という「w」の発音に変わりました。

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全部繋げてみる

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Tellhimが繋がり「テリム」

 

Tell himaboutourが繋がり「テリマボウタウアー」

 

Tell him about ourideaが繋がり「テリマボウタウワイディア」になりました!

 

文章だと非常に伝わりにくいんですが、上の赤線で書いた繋がりでブレンディングをするとこういう発音になります。

 

実際にはブレンディングには「子音+子音」の繋がりや「d+y」「t+y」の発音といった細かいルールがもっとたくさんあります・・・。

 

こちらのブログが更に詳しく解説されているので参考までに。

ieajapan.com

 

ただブレンディングを習得しちゃえばもうこっちのもんですよ、本当に。

 

英語がカッコよく喋れるだけでなく、リスニングする時に「今のは○○ ○○と言ったんだな」と単体では発音されていない単語も理解できます。

 

逆にブレンディングを知らないと両単語とも理解できないってことです。

 

勉強法としては、今ある英語教材でも英語の文章が書いているものでもなんでもいいので、

 

ブレンディングが出来る場所を赤ペンで印をつけて読んでみる、というのがおススメです。

 

「【英語学習】日本人が英語を聞き取れない理由。ブレンディングの正体とは?」でした。

 

それでは。

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