【ミニマリストのメリット】ミニマリズムは暮らしの最適化。

モノを捨ててるのではなく暮らしを最適化しているのです。

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こんにちは、海外暮らしミニマリストのサイトウコウキです。

決して入院中とかそういうわけではないので、悪しからず。(笑)

ただ病院食ってミニマルだなぁと思ったのです。

 

ミニマリズムについてはよく「娯楽を削って何が楽しい」とか「ただ貧乏なだけだろ」とか「面白味のないヤツ」とか言われます。

(実情、僕にとって2番目は正解・・・。)

 

でも実際のところ、それらは的を得ていないと思うんですね。

むしろミニマリストの人々は気付いてしまったのです。

世界が供給過多になっているという事に!

人類はこれ以上進化しない。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのスティーブ・ジョーンズ教授によると、人類の進化は止まっており、今後人類が100万年生存していたとしても、今の人類とほとんど変わらないようです。

ジョーンズ氏によると、進化というものは厳しい環境下によって生まれるものであり、現在の恵まれた環境の下では進化は起こらないそうです。厳しい環境下に置かれた時、その環境を乗り越えるため変異を起こした個体が進化するために必要ということ。 

http://gigazine.net/news/20081008_evolution_stops_here/

 つまるところ人間はずいぶん前に進化は止まっているし、この先も進化はしません。

手がもう一本生えてきたり、眼が今より10倍よくなる事はないのです。

この生ぬるい生活を続けていく限りは。

 

なのにも関わらず、人間に作用するテクノロジーはドッグイヤーやタートルイヤーとも呼ばれる年が繰り返され進化してきました。

 

それに比例し、人間の娯楽や志向が枝のように増えています。

選択する幅が多すぎて決められない程に。

それがモノや情報の供給過多に繋がっているのです。

 

話が抽象化し過ぎたので粒度を下げます。

 

旅行の時のパッキング

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旅行の時って必要なモノだけ持っていきますよね。

誰も「テレビ」や「タンス」を持っていきません。

必要ない事が分かっているから。

現地にあれば代わりになるモノがあるかもしれないし、旅行中はそもそも必要ないかもしれない。

 

つまり旅行時のパッキングは、供給過多の現代社会からの一時的な脱却。

それによる拠点を持たない暮らし(旅行)の最適化と言えるのです。

 

病院食もそう。

普段口にしているものに必要以上のカロリーは含まれていませんか?

なんとなくで間食していませんか?

病院食は人間の1日に必要な摂取カロリーの最適化をしてくれています。

ミニマリズムは暮らしの最適化

これらを生活全体に落とし込んだものがミニマリズムであり暮らしの最適化なのです。

必要最低限、というよりは必要なモノだけを持つ生活。

それ以上は自らの需要に対して大きすぎる供給なのです。

 

最適化するとどうなるか?

「ムダ」を省くという考えは「トヨタ生産方式」の一部でもあります。

トヨタ生産方式では「7つのムダ」というものがあり、これらは「付加価値を生まない各種現象の結果」と定義しています。

僕らの生活に落とし込むと「空き時間の5分をダラダラする”手待ちのムダ”」「安売りで大量に食費を買い込む”在庫のムダ”」ですね。

前者は生産的ではない時間を過ごしてしまい、後者は賞味期限切れなどの在庫損失になります。

 

これらの考えはトヨタ生産方式の「ニンベンのついた自働化」「Just In Time」で解決できます。

書いてて気づいたんですがミニマリズムとトヨタ生産方式って共通点が多いですね。

今度、比較して書いてみたいと思います。

 

トヨタ生産方式についてはコチラの本が分かりやすく書かれています。

図解入門ビジネス 最新トヨタ生産方式の基本と実践がよーくわかる本
by カエレバ

 

まとめ

長々と堅く書きましたが、ミニマリズムはただモノ捨ててるだけちゃいまっせ、って事です。

最小限化ですがそれが最適化。是非一度ミニマリストになっていただければこの感覚がわかるはず。

そしたらもう抜け出せなくなりますけど!

 

あと専攻が経営学なんで経営学を交えてブログ書くと面白いかも、という事に気付いてしまいました・・・。(笑)

 

「【ミニマリストのメリット】ミニマリズムは暮らしの最適化。」でした。

 

それでは。